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コマンドー
Commando)







日本語吹き替えがヘンテコなのが有名な映画。
どう訳したら「筋肉モリモリマッチョマンの変態だ」となるんだよ。
むしろ未来を見ているハイセンスな吹き替えです。

内容はおバカ映画と言っても差し支えない。
シュワの戦う動機は単純。クソッカスどもに誘拐された娘を助け出す。敵には容赦なし、ムチャクチャ怒ってる我らがシュワ様。いや、役名はジョン・メイトリックス。


「ベネット!? 殺されたんじゃ……」→「残念だったな、トリックだよ」


ケンカの相手はバル・ベルデ共和国の元独裁者・アリアスの一味。その中にはかつてシュワ、もといメイトリックスの仲間だったベネットもいる。
コワモテ、筋肉モリモリ、超怪力、長身の獰猛オヤジがお得意の殺戮のハイウェイを爆走します。


「面白い奴だな、気に入った。殺すのは最後にしてやる」→「お前は最後に殺すと約束したな。あれは嘘だ」

ウワアアアアアアアアアア!!!(サリー)


飛行機から飛び降りたのに無傷、電話ボックスを放り投げる、車をひっくり返す、重装備で敵軍の中を突破。敵の命など知らん、てな勢いで躊躇なくヌッ殺す。
まったくもぅ、シュワ様ったらや・り・す・ぎ(はぁと)


「元グリーンベレーの俺に勝てるもんか」→「試してみるか。俺だって元コマンドーだ」


シュワは娘を想う優しいオヤジ。けれどもケンカのやり方はあまりにハードコア。
シュワ映画特有のアクション映画としてトップレベル。
中だるみすることなく一気に突っ走る。『2001年宇宙の旅』で寝ちまう人でも大丈夫、一気に見られますよ。
クレイモア型C4を建物の外から設置したのに内側から派手に爆発するとかメチャクチャなところは盛りだくさん。ただしそこんところはあまり重要じゃあない。シュワが暴れまくる、それが最も重要なこと。忘れないことだ。


・カービィの腹の中はどこに通じているのか気になる
・ポンコツは叩いて直す、それが職人根性
・ロケランの説明書を読んで逆発射した経験がある
・体型は細身、だからこそシュワの肉体美にときめく
・男にハジキなんて必要ない、ナイフはいるけど
・一番のリラックス法は鉄パイプを突き刺して体から出てくる蒸気を抜くこと
・映画に人生の意義なんざ求めてねぇ、楽しむためならタダでも喜んでやるぜ


こんな人にオススメの映画。

伝説の玄田哲章さんの吹き替えは2009年にDVDになって発売されています。
安いんで持ってない人は買っておきましょう。


ンチャッ 一番気に入っているのは……

なんです?

値段だ。
(1490円也)