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ホラー映画キャラクター名鑑




キャラクター名:レザーフェイス
映画:悪魔のいけにえ
テキサス州の人里離れた一軒家に家族ぐるみで住んでおり、ときおりチェーンソーを振り回しては近くを通った人間をぬっ殺す。
人の皮や骨で家具を作るのが趣味。被っているマスクも人の皮で作ったもの。意外と職人気質である。

キャラクター名:ジェイソン・ボーヒーズ
映画:13日の金曜日
ホラー映画界の頂点に君臨する最高のワル。
麻薬や乱れたセックスをする連中を成敗するクリスタルレイクの風紀委員でもあり、子供は不殺の美学を持つ。
ジェイソンの得物はチェーンソーというイメージが持たれがちである。しかし、彼のメイン武器は鉈であり、チェーンソーを使ったことは一度もない。二作目では標的に使われたことはある。

キャラクター名:フレディ・クルーガー
映画:エルム街の悪夢
人の夢の中に出現する。夢の中で殺されると、現実世界でも同じ傷を負って死に至る。夢の中ではずっとフレディのターン状態。
生前は連続児童殺害事件の犯人。しかし精神異常で無罪となったことにより遺族達に焼き殺されるが、三匹の悪魔によって復活。
前にジェイソンと対決し、負けたかに見えたが実際は引き分け。

キャラクター名:マイケル・マイヤーズ(ブギーマン)
映画:ハロウィン
ハロウィンマスクを被った殺人鬼。
基本的な武器は包丁。鮮やかなる殺人手口で一撃必殺をお見舞いする必殺仕事人である。
妹をはじめ、血縁者に粘着する。

キャラクター名:チャッキー
映画:チャイルド・プレイ
殺人鬼チャールズ・リー・レイの魂がブードゥー教の秘術によって人形に乗り移った姿。体を奪うため男の子アンディに粘着する。
ホラー映画の殺人鬼業界における殺害数ランキングでは六位に食い込んだ。人形の分際でなかなかやる。
ちなみにこの人形、日本製である。

キャラクター名:ゴーストフェイス
映画:スクリーム
『スクリーム』シリーズに登場する殺人鬼。
ジェイソン・ボーヒーズやレザーフェイスの仮面は、その人あってその仮面ありの唯一無二な存在であるが、この仮面は殺人鬼のフリー仮面として定着している。

キャラクター名:ゾンビ
映画:いろいろ
ホラーファンの間に長いこと愛され続けているキャラクター。人を喰い、のろのろ動くキャラクター性を定着させたのはロメロ監督の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』('68)。
ゾンビは無個性でのろのろ動くのが基本であったが、最近は全速力で走り、スタイリッシュに障害物を飛び越えたりする。また、ゾンビのリーダーというのも登場している。

キャラクター名:バブ
映画:死霊のえじき
おそらくゾンビ個体としては最も有名な人(?)
言葉や銃の使い方が理解できる。スティーヴン・キングの『呪われた町』を読んだり、ベートーヴェンを聴き込む姿も見受けられる。
ローガン博士を尊敬しており、その忠義心は強く騎士道的精神を持つゾンビである。

キャラクター名:アッシュ・ウィリアムズ
映画:死霊のはらわた
『死霊のはらわた』シリーズに登場するタフ・ガイ。
右手にチェーンソーを装着、左手にショットガンを携えた史上最強のスーパーマーケットの店長。シリーズに渡ってしつこく死霊におちょくられるが、負けずに立ち向かう姿には感動すらも覚える。

キャラクター名:エイリアン(ゼノモーフ)
映画:エイリアン
『エイリアン』シリーズに登場する生物。強靭な身体能力、凄まじい生存能力、脅威の繁殖力を持ち、その体液は物を溶かすほど強力である。種の起源は星間戦争の生物兵器ではないかと推測されている。
頭部は男性器をモチーフとしていて、映画のスタッフに「これチン◯コやん!」と突っ込まれた(性的な意味ではない)

キャラクター名:プレデター
映画:プレデター
異星を渡り歩き、さまざまな生物を狩ることを目的とする狩猟民族。
高度の科学力を保有するが、戦いは基本的に近接戦闘を好む。非武装だったり病気持ちだったりする生物は殺さなったり、戦士として認めた相手には敬意を払うなど、独自の戦士哲学を持つ。
地球にもたびたび来ており、成人式とかもする。

キャラクター名:ブルース
映画:ジョーズ
獰猛なホオジロザメ。
体長八メートル、体重三トンと超ヘヴィー級である。
この映画が公開された当時、海水浴客が激減したという。
銀幕の外の世界にまで影響を及ぼした罪深きサメちゃんである。

キャラクター名:オバンバ
映画:バタリアン
オバタリアンの語源となったゾンビ。
この「オバンバ」なる名前は日本独自のもので、アメリカ人に「バタリアンのオバンバがね」と言っても通じない。
他にも薬品漬けで溶けかかっているタールマンや、ドタマをぶち割っても動くというハゲでタフなハーゲンタフとかがいる。

キャラクター名:ピンヘッド
映画:ヘルレイザー
映画『ヘルレイザー』に登場する魔道士(セノバイト)のリーダー格にして、ほんのりドギツめのSMプレイを強要する紳士である。
顔中にピンが突き刺さり、潤んだ瞳に、風格漂う佇まい。その圧倒的存在感には屈服せざるを得ない。

キャラクター名:ノーマン・ベイツ
映画:サイコ
モーテルの経営者。
見ての通り爽やかな好青年で、ワケありでモーテルに立ち寄ったヒロインの女性秘書に優しく接する。

キャラクター名:ハンニバル・レクター
映画:羊たちの沈黙
少し変わった食の嗜好を持つ天才精神科医。
FBI訓練生のクラリスのことが気になっており、彼女が幼少期から抱えている心的外傷を取り除くために奮励する。

キャラクター名:ジャック・トランス
映画:シャイニング
巨匠S・キューブリック監督の『シャイニング』に登場する作家。斧でぶち破ったドアから顔を覗かせるシーンはあまりにも有名。
うまく筆が進まない鬱憤を奥さんに当たり散らし、頭をかち割ろうとするミスター・ドメスティック・ヴァイオレンスである。訴えられたら負けるタイプ。

キャラクター名:アニー・ウィルクス
映画:ミザリー
小説『ミザリー』に異常な愛を向けるおばさん。
『ミザリー』の作者、ソニー・コルレオーネを監禁する。

キャラクター名:物体X(The Thing)
映画:遊星よりの物体X
宇宙最強の野菜。
ハロウィーンには『遊星よりの物体X』を観賞しよう。

キャラクター名:物体X(The Thing)
映画:遊星からの物体X
The Thing(なにものか)と形容される。
宇宙から飛来してきた生物であり、犬や人間などに同化・擬態することができる。更にグロテスクな変化も可能である。
岩明均作『寄生獣』の元ネタであると言われている。

キャラクター名:ドラキュラ伯爵
映画:魔人ドラキュラ
ブラム・ストーカーの原作を正式な形で映画化した最初の作品が『魔人ドラキュラ』である。演じた俳優はベラ・ルゴシ。黒ずくめに襟の立ったマントなど、ドラキュラ伯爵としてのイメージが定着した。
黒いビニール袋に仰々しい言い回しをすれば手軽に伯爵ごっこができる。是非ともみんなでやってみよう。

キャラクター名:フランケンシュタインの怪物
映画:フランケンシュタイン(1931年)
ヘンリー・フランケンシュタイン博士によって造られた人造人間。劇中では「The Monster」(怪物)とだけ表記され、名前が無い。恐ろしい怪物というイメージが先行しがちであるが、境遇はかなり可哀想である。
ちなみに、映画版の怪物は知的能力に遅れが見られるが、原作ではゲーテやミルトンを読み、饒舌に喋る知的なキャラクターである。

キャラクター名:メリン神父
映画:エクソシスト
カラス神父と共に、少女リーガンに取り憑いた悪霊を払うために奮闘するエクソシスト(悪魔祓いの祈祷師)。その献身的な働きには胸を打たれる。
日本ではそれほど知名度はないが、本国では人気キャラクターである。

キャラクター名:ガスマスク男
映画:血のバレンタイン
ガスマスク、鉱山服、ツルハシのいかしたスタイルでバレンタイン・デイを恐怖のドン底に陥れるモテない野郎どもの希望の星。
ホロホロホーなどと言ったり、マニマニマニーでバーベキュートゥナイする人と同一人物との噂もあるが、その真相は未だに不明である。

キャラクター名:フィッシャーマン
映画:ラストサマー
去年の夏におまえらが何したか知ってるよっつって手紙をよこして次々殺していく鉤爪男。
その正体は誰だお前となること間違い無し。
続編の『ラストサマー2』では正体の決め手がシャレている。

キャラクター名:ペニーワイズ
映画:IT
この映画でピエロ恐怖症になった人は数知れず。
冗談抜きで怖すぎである。

キャラクター名:キャプテン・スポールディング
映画:マーダー・ライド・ショー、デビルズ・リジェクト
アメリカの田舎町で愉快な博物館を経営しており、フライド・チキンも売っているピエロ店長。プライベートでは殺人一家ファイアフライのボス的存在として日々がんばっている。
この一家のいつ何時でもユーモアを忘れない姿勢は見習いたいものである。

キャラクター名:パメラ・ボーヒーズ
映画:13日の金曜日
ジェイソンくんのママン。
超息子思いであり、お亡くなりになったあとも息子の心に優しく寄り添い続ける「母親の鑑」である。

キャラクター名:キャンディマン(ダニエル・ロバターユ)
映画:キャンディマン
鏡の前で名前を五回唱えると現れ鉤爪でやっちゃう都市伝説に生きる殺人鬼である。
かわいい名前をしているがやることなすことえげつない。
割と気軽に呼び出せるので試してみるのもいいかもね。

キャラクター名:ヒッチハイカー
映画:悪魔のいけにえ
自虐兄ちゃん。
通りすがりの若い男女グループのワゴン車にヒッチハイクして乗り込み、屠殺トークを披露。カミソリで自分を傷つけニヘラニヘラ笑い、勝手に写真撮って金よこせとせがみ、しまいにゃキレるイカレ男。乗せた男女グループの一斉ドン引きが笑いどころである。

キャラクター名:クロプシー
映画:バーニング
植木バサミで多種多様でクリエイティブに富んだ殺害を見せてくれる。
僕の記憶よりもハサミが案外小さい。

キャラクター名:チョキチョキ女
映画:ゾンビハーレム
髪切る用のハサミでチョキチョキしながら襲ってくる女ゾンビ。
女しか感染しないゾンビ・ウイルスによりゾンビ化した、元美容師である。
この映画のゾンビはみんな個性溢れて楽しいのでぜひとも観てほしい。

キャラクター名:ピーター・ワシントン
映画:ゾンビ
不屈のゾンビ・キラーとしてファンの間で長年愛されているSWAT隊員。ゾンビが蔓延した世界で、同じくSWAT隊員ロジャーとその他二人と共にショッピング・モールにて籠城戦を開始する。
やはりゾンビが蔓延したらショッピング・モールに引きこもるに限る。

キャラクター名:ダミアン・ソーン
映画:オーメン
6月6日午前6時に生まれ、頭に666の数字が刻印されている悪魔の子。
まだ子供でありながらあの眼力(めぢから)は誰にも真似できない。
やはり風格が違う。

キャラクター名:ジョン・ドゥ
映画:セブン
七つの大罪を元に殺害を繰り返す名無しのゴンベエ。
自分のやることにきっちりオチまでつけるナイス脚本家and演出家である。

キャラクター名:パトリック・ベイトマン
映画:アメリカン・サイコ
狂気を秘めたサイコさん。
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース論を熱く語りながら殺人の準備を着々と進めたり、フィル・コリンズを流しながら乱交したりする。
殺しにチェーンソーを使うのはレザーフェイスリスペクト?
残酷でイカれた展開がコミカルに進むが、風刺に満ちた映画である。

キャラクター名:アリス・アバーナシー
映画:バイオハザード
映画『バイオハザード』の主役。
スタイリッシュな動きでゾンビをバッタバッタとなぎ倒す。
1のコメンタリーでアリス演じるミラさんが「このDVD売れたら、わたし豊胸手術する!」と嬉しそうに語っていた。DVDは売れに売れたが、それ以降、彼女の作品の胸を見る限りでは、豊胸手術はしていないっぽい。

キャラクター名:キャリー・ホワイト
映画:キャリー
内気な女子高生。
狂信的な母親を持ち、同級生どもにいじめられてしまう不憫な子。だけど内には超能力を秘めている。
リメイク版のキャリーは『キック・アス』のクロエ・モレッツさんが演じたが、なんとなく初っぱなからいじめっ子どもを血祭りに上げそうな雰囲気がある。

キャラクター名:ミセス・カーモディ
映画:ミスト
キング原作の『ミスト』に登場する女性。
「宗教おばさん」「宗教ババア」など数々の異名を持ち親しまれている。

キャラクター名:狼男
映画:狼男、狼男アメリカン、ウルフマンなど
ヨーロッパ発祥の伝説の怪物で、獣人の一種である。
ヴェラヴォルフ、ルー・ガルーなどとも呼ばれる。
モンスター映画の世界ではフランケンシュタインの怪物、吸血鬼と並ぶ人気キャラクターである。
狼男は銀に弱いという設定は1941年の映画『狼男』から。実際遭遇すると銀では倒せないだろうから気をつけよう。

キャラクター名:口裂け女
映画:学校の怪談、口裂け女など
日本の都市伝説から生まれた伝説的な妖怪である。かつて日本中の子供達に恐怖を与え社会問題にまで発展した。
口は耳元まで裂けており、特定の条件を満たすと鎌や鋏でもれなく殺される。
「ポマード」と三回唱えると逃げたり、べっこう飴をあげると気がそれたりとかわいいところもある。

キャラクター名:ブランドルフライ
映画:ザ・フライ
転送実験の失敗により、ハエと遺伝子レベルで結合してしまったハエ男。ポケモンのマサキに似てるね。
ハエだから歯が無いので、ドーナッツなどを食べる際には溶解液で溶かしてちゅーちゅー吸う。結構きつい。

キャラクター名:鉈で殺されているゾンビ
映画:ゾンビ
マチェーテ・ゾンビだとか、マチェット・ヘッドなどと呼ばれている。
劇中では鉈で殺されただけであるが、Tシャツのデザインになったりフィギュアになったりとカルト的な人気を誇る。
演じたレナード・ライズはホラー映画のお祭りの常連である。

キャラクター名:死の運命
映画:ファイナル・デスティネーション
劇中では死神とも呼ばれている。
死の運命から逃れた人間を、ピタゴラスイッチ的な寸法で死へと追い詰める。その追い詰め方たるや、どれもこれも奇をてらっていてチョー笑えると評判となる。
なお、キャラクターというより現象的な存在である。

キャラクター名:ヨーゼフ・ハイター博士
映画:ムカデ人間
人間三人を口と肛門でくっつけてムカデ人間にしている博士。
個人的には真ん中が一番嫌であると思うのだけれども、いかがだろうか。

キャラクター名:山崎麻美
映画:オーディション
拷問大好き女。口癖はキリキリキリ。
「結婚相手をオーディションで決める」という、わりと酷い企画の当事者の男をその気にさせてアレするアレな人。足をワイヤーで切る際、とびっきりの笑顔が素敵であった。
あまりに素敵すぎて、アイルランドで上映された際は何人もの観客がショックで倒れまくったほどである。

キャラクター名:水沼美々子
映画:着信アリ
ターゲットに死の予告電話をかけ、予告した通りに殺すわるい子。殺し方は残酷極まり、即死はさせず、しばし苦しみを与える。
呪殺、テレキネス、テレポーテーションと何でも御座れな能力を持つが、大量のスパム・メールと友情パワーにはめっぽう弱い。

キャラクター名:河合美津子
映画:仄暗い水の底から
水を自在に操る能力者。
その上、貯水槽をへこませるほどのパンチ力を有する。
あまり怒らせないほうがいい。

キャラクター名:工藤仁
映画:戦慄怪奇ファイル コワすぎ!
ドキュメンタリー映像シリーズ『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』(実話)のディレクター。ADの市川さん、カメラマンの田代さんと共に、口裂け女、河童、トイレの花子さんなどの怪異に、金属バットと呪具パンチで立ち向かう。
パンチで除霊に成功した数少ない人類である。

キャラクター名:ショーン
映画:ショーン・オブ・ザ・デッド
家電量販店に勤めている三十路手前男。
親友エドとは史上最強のコンビである。
ゾンビ映画ではショッピング・モールに引き篭もるのが定石であるが、この映画だとイギリスなのでパブに行く。

キャラクター名:エリ
映画:ぼくのエリ 200歳の少女
謎多き少女。いじめられっ子のオスカーくんと心惹かれていく。
ハリウッド版ではこの子役を『キック・アス』のクロエ・モレッツさんが演じたが、なんとなく初っぱなからいじめっ子どもを血祭りに上げそうな雰囲気がある。

キャラクター名:スージー・バニヨン
映画:サスペリア
『サスペリア』の主人公。バレエの名門校に入学するが、そこで遭遇する怪異にドタバタ振り回されちゃう。
この映画は「決して、ひとりでは見ないでください」というキャッチコピーが話題を呼び、「ひとりで見たけど平気だったよ」自慢をする人がたくさんいた。

キャラクター名:ティファニー
映画:チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁
チャッキーと同じく、元は人間だったが、魂が人形に乗り移ってしまった人。チャッキーとは殺人という絆で結ばれたベスト・カップルである。
劇中では、映画史上初となる人形同士の子作りに成功する。
人形は子作りできないなんて誰が言ったんだ?

キャラクター名:案山子男
映画:案山子男
ただのカカシですな。
かつて老け顔だらけの高校でいじめられていた老け顔レスターの魂が、なんとなくカカシに乗り移った姿。必殺技はトウモロコシ・バスターとぶち抜きテスト。
キャラクター性がマーベルのダークヒーローっぽい。

キャラクター名:アントン・シガー
映画:ノー・カントリー
屠殺用の圧縮空気ボンベと、サプレッサー付きのショットガンを携えた冷血なる殺し屋。一応任務を帯びた殺し屋だが道中、まったく関係の無い人を気まぐれで殺しちゃったりする。
パっと見、美少女Tシャツに紙袋引っさげてそうな感じだけど、コイントスで生死を勝手に決められる死神のような怖い人である。

キャラクター名:藤島加奈子
映画:渇き
綺麗で成績も優秀なイマドキの女子高生。屈託無い笑顔が素敵であり、イマドキの女子高生だから「超ウケル」とか言う。
しかしてその実態は、児童売春の犯罪組織を運営するやり手の若きエースである。だけどあんま強くない。

キャラクター名:シンクレア兄弟
映画:蝋人形の館
身体が切り離されても、心はひとつの強き絆で結ばれたナイスなブラザー。
素朴な村に蝋人形と共に細々と暮らしていたが、外からやってきた無礼な若者に日常をかき乱されてしまう。

キャラクター名:イット
映画:イット・フォローズ
なんか付いてくる人。
性行為をすることで人に感染し、確実に捕まようと、確実に近付いて来る正体不明な存在である。
ただ歩いているだけなのにやたら怖い。
公開当初はエイズの暗喩ではないかと推測されていたが、監督により否定されている。

キャラクター名:メルヴィン
映画:悪魔の毒々モンスター
モップ片手に大活躍するスーパーヒーロー。
街にはびこる悪を打ち倒し、エコロジーのメッセージを体現した姿は、スパイダーマンやキャプテン・プラネットを彷彿とさせる。

キャラクター名:バ■■イマン
映画:バイバイ■■
その名前を知っただけで、「考えるな、言うな」をリフレインする病気にかかる感染能力を持つ怪物。
登場シーンがMVみたいで格好良い。

キャラクター名:ウェンディ・トランス
映画:シャイニング
ジャック・トランスの奥さん。役どころは夫の気狂いに怯える気の毒な奥さんであるのに、巷では「顔がホラー」だの「ムンクの叫び」だのさんざんな言われよう。撮影ではキューブリック監督に身勝手な理由で何度もリテイクをやらされ追い込まれ、心労で髪の毛が抜けるもつっけんどんな扱いを受けてもいる。これはあまりにもあんまりである。

キャラクター名:ピラニア
映画:ピラニアシリーズ
ピラニアである。
夏休みとかにおっぱいぷるんぷるんさせて騒いでいる人たちの風紀を正す生徒指導担当である。

キャラクター名:エイリアン・クイーン
映画:エイリアン2など
エイリアン社会の女王様。
初登場は『エイリアン2』である。インパクト大の出で立ちが印象的で、劇中ではボス的存在であった。人間側のリプリーに子供たちを火炎放射器で焼かれて嘆く悲壮的な姿は涙を誘う。当時の映画館では泣いている人が続出して大変だったそうである。

キャラクター名:グリード
映画:ザ・グリード
豪華客船を襲った怪物である。
劇中では古代の深海に生息していたワーム類の一種ではないかと推測されていたが、その正体はくそでかいタコである。
たびたび地上波でも放送されていた偉大なるB級映画だったけど、最近はご無沙汰だね。

キャラクター名:オードリー II
映画:リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1986年)
血を吸うことででかくなる吸血植物。
怪獣好きと園芸好きの方にはたまらない映画といえよう。

キャラクター名:マーティン・ブロディ
映画:ジョーズ
サメちゃん退治をまかされた署長。
彼の放った台詞、「Smile, you son of a bitch」(笑えクソ野郎)はあまりにも有名。
その後、どうしようもないサメ映画が現在まで無数乱立され、人間サイドがサメを倒す時、言わなきゃいいのに言う台詞としても知られている。なお、『ジョーズ』はサメ映画ではなく、映画である。

キャラクター名:フィン・シェパード
映画:シャークネード
対サメのプロフェッショナルにしてニューヨーカーの指揮官である。
シャークネード(巨大竜巻が大量のサメを吸い上げ上陸する災害)に対して無敵の活躍っぷりを見せる。チェーンソーでサメを一刀両断、サメでロデオ、独自の手法でシャークネードを消し飛ばす……かの武名を世に轟かせた知勇兼備の猛将である。

キャラクター名:エレン・リプリー
映画:エイリアン
対エイリアンの最強ヒューマン。
元々は宇宙貨物船の航海士であったが、ひょんなことでエイリアン連中と関わらざるを得なくなる不憫なお人。『エイリアン2』では、エイリアン・クイーンをタイマンで打ち倒したレジェンドである。

キャラクター名:NEO
映画:カルト
スゴ腕の霊能者。
劇中の後半に突如として登場し、映画のパワーバランスを徹底的に破壊した。「俺たちの戦いはこれからだ!」を地で行く人。
白石監督の作品には経蔵さん、道玄さん、堀さん、真壁先生とさまざまな霊能者が登場するが、おそらく最強がこの人である。

キャラクター名:双子
映画:シャイニング
父親にしつけられた双子の少女。かつて惨劇があったオーバールック・ホテルの廊下に登場する幽霊である。
特に何するわけでも無く、ひたすら「ダニー、遊びましょ」と遊びに誘う。呪いまくりの貞子さんや、デストロイな伽椰子さんと比べると断然可愛いものである。

キャラクター名:佐伯俊雄
映画:呪怨
母、伽椰子の召喚獣。
佐伯家マサカーで死んだ際、飼い猫の魂と融合したかなんかで半猫半人の幽霊として伽椰子の下でこき使われている。
彼の仕事はというと、画面の端々に映る(それもかなり映りたがり)、おもむろに登場して相手をびびらせる、ニャーと言う。まあまあうっとうしいガキンチョである。

キャラクター名:アナベル
映画:死霊館
呪われた人形。あまりに呪いの力が強い為、その道の専門家であるウォーレン夫妻によって封じ込められている。
決め台詞は「Miss Me?」(わたしを無視するの?)。持ち主が捨ててもいつの間にか家の中にいるとかそういうタイプの人形。
アナベルさん可愛いっすね。

キャラクター名:ペイルマン
映画:パンズ・ラビリンス
主人公のオフェリアさんが王女に返り咲く為の試練の一つに登場する人。のっぺらぼうで、両手に目を取り付け視界を確保するのは日本の妖怪「手の目」を彷彿とさせる。
逃げるオフェリアさんをすんでのところまで追い詰めたが、彼女の豪腕なる懸垂力の前に惨敗を期している。

キャラクター名:エスター
映画:エスター
孤児院にいる聡明でかわいい少女(?)
学校にはフリフリのドレスを着て行ったり、ひょんなことで絶叫を上げたり、気に入らない奴をハンマーで殴り殺したりすること以外は特に問題のない子である。

キャラクター名:アンジェラ
映画:サマーキャンプインフェルノ
若者がキャンプで血祭り系として製作されたスラッシャー映画に登場する殺人鬼である。
特に内容としては語ることはないが、映画界において『愛のコリーダ』並に有名なものを最後に見ることができる。
ちなみにコリーダより大きい。
日本版ではぼかしがある為、損した気持ちになる。

キャラクター名:ジグソウ
映画:ソウ
生きることの尊さを教えてくれる。
親切である。

キャラクター名:シルヴィア・ガーナッシュ
映画:スペル
「ミズ・逆恨み」、「ミズ・ただでは死なない」のおばあちゃん。行員の姉ちゃんにブチギれ、スペル(呪文)をかけていろいろと汚い呪いを敢行する。
この人だけには目をつけられてほしくないものである。

キャラクター名:タラハシー
映画:ゾンビランド
地上がゾンビで埋め尽くされ、ゾンビランドと化したアメリカに君臨する男気溢れる最強のゾンビ・ハンター。
トゥインキーというジャンクフードをこよなく愛しており、彼がゾンビ殺しより熱心になるのはトゥインキー探しのみである。しかし、ゾンビランドでトゥインキーにありつけることは難しい模様。
なお、賞味期限を気にしている。

キャラクター名:トゥインキー
映画:ゾンビランド
クリーム状のフィリングの入ったスポンジ・ケーキ。
ジャンクフードの代表格であり、おいしいらしいが体に悪いことで有名。
日本には売っていない。日本がゾンビランドになった場合、トゥインキーにありつけることは絶望的である。

キャラクター名:ベヴァリー・サトフィン
映画:シリアル・ママ
家庭の平和と社会の規律を守るみんなのママ。
ビデオテープ(というのが昔はあったのだよ!)を巻き戻さずにレンタル・ビデオ屋さんに返すおばさんをラム肉で撲殺したり、謂れ無き疑いを息子にかける教師を轢き殺したり……そんなママだって殺人で裁かれる。もちろん、正当殺人で罪には問われなかった。シリアル・ママであればそれほどのことも可能なのである。

キャラクター名:リーガン・マクニール
映画:エクソシスト
悪魔パズズに取り憑かれてしまったお嬢さん。
得意技は空豆のスープを吐き出したり首を回すこと。
リーガンさんを演じた女優は、こういう映画に出たせいで「死亡説」まで囁かれたが、2012年現在もしっかりとご存命である。

キャラクター名:
映画:シャイニング
日本では忠犬ハチ公が有名。

キャラクター名:佐伯伽椰子
映画:呪怨
夫に虐殺され怨霊となった人。住んでいた一軒家に身を固めており、その家に入った者は例外なく伽椰子に呪い殺される。また、家に入った者に関わった者すらも殺される。
ハリウッド版の二作目から伽椰子、渡米。

キャラクター名:山村貞子
映画:リング
井戸に落とされ殺された人。呪殺の能力があり、呪いのビデオを見た者は一週間後に貞子に呪い殺される。テレビから這い出るシーンは有名であるが、彼女があの方法を使ったのは一回だけ。
『呪怨』の伽椰子さんはハリウッド版で渡米したが、貞子さんはハリウッド版ではサマラ・モーガンという名のアメリカ人少女に設定が変えられてしまう。渡米ならず。

キャラクター名:レッド・ピラミッド
映画:サイレントヒル
コナミの人気ホラーゲームシリーズに登場する。ホラーゲームのクリーチャーランキングでは『F.E.A.R』のアルマさんなどを差し置いて堂々の一位に輝いたスゴイ人。ピラミッド状の兜と、独特の存在感と格好良さから、尊敬の意を込めて「三角さん」と呼ばれている。
映画版でも大鉈をふるい、圧倒的な風格を観客に示した。

キャラクター名:ゴーストバスターズ
映画:ゴーストバスターズ
幽霊退治の専門家集団。
アメリカの幽霊さんたちは通報されて連中に退治されないよう気をつけよう。

キャラクター名:ディーンとサムのウィンチェスター兄弟
ドラマ:スーパーナチュラル
闇に潜むものを狩る兄弟。
対象となるのは幽霊、悪魔、妖怪など。
アメリカの幽霊さんたちはその場に長居しすぎるとこの兄弟が狩りに来るので気をつけよう。

キャラクター名:ユーバー・ジェイソン
映画:ジェイソンX
サイボーグ化したジェイソン・ボーヒーズ。本国ではユーバー(Uber:スラングで“超”の意)・ジェイソンと呼ばれている。
2455年の世界ではさすがのジェイソンくんも科学力の前に為す術もなかったが、ナノテクノロジーによってバージョン・アップし圧倒する。もはや何でもありである。

キャラクター名:バスケットボールババア
映画:呪怨 白い老女
『怪談新耳袋』の『姿見』にて初登場したバスケットボールを持ったババア。『呪怨 白いババア』にて再登場。
ババア、どんだけバスケしたいねん。










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