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戦国武将必殺技名鑑




必殺技名:三段構え
使い手:織田信長
長篠の戦い」で戦国最強の武田騎馬隊を打ち破った戦法。鉄砲隊が三列に並び、一列目が射撃を行うと二列目に交替。その部隊が撃っている間に弾をこめる。そしてまた交替、という風に絶えず敵に弾をぶち込む簡易マシンガン。

必殺技名:啄木鳥
使い手:武田信玄
自軍が引き上げていくと見せかけて敵軍を誘い出し、別部隊がその背後を突くという「挟撃」戦法。
発案者は山本勘助らしいがその真偽は不明。

必殺技名:車懸りの陣
使い手:上杉謙信
川中島の戦いにおいて活躍した必殺技。
兵が放射状に並び、水車のように回りながら攻撃を仕掛けるというもの。次々と間髪入れずに部隊が攻撃してくるのでみるみる内に兵が削り取られてしまうかなりエグい技である。

必殺技名:水攻め
使い手:豊臣秀吉
対毛利家の備中高松城攻めが有名。
黒田官兵衛の計らいにより城を堰堤で囲み、低湿地にある高松城を水没させる戦法。季節が梅雨だったため見事に水没。
石田三成もこの戦法を真似して失敗した。誰にでも出来るわけではないらしい。

必殺技名:火牛の計
使い手:北条早雲
数百頭の牛の角に松明をくくりつけて敵中に放つ。この戦法で小田原城ゲットしたらしいが、さぞや敵軍は恐ろしかっただろう。
昔に遡り、1183年5月倶利伽羅峠の合戦において木曾義仲もこの必殺技を使用したと「源平盛衰記」に記されている。

必殺技名:騎馬鉄砲
使い手:伊達政宗
騎馬隊に鉄砲を持たせ、敵に鉄砲バーンで混乱させ馬の突撃で蹴散らす戦法。大坂夏の陣でこの戦法は大活躍し後藤基次などの部隊に打ち勝った。
しかし真田信繁(幸村)には苦戦を強いられてしまう。

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必殺技名:組み撃ち
使い手:鈴木重秀
使い手は鈴木重秀雑賀孫一とも名乗っていた。
撃つまでの操作が面倒な火縄銃の役割を四人それぞれに分担させる戦法。雑賀鉄砲隊はこれを極めたため屈強の軍団として全国に名を馳せた。

必殺技名:捨て奸
使い手:島津義弘
何人かが伏せて、向かってくる敵部隊の指揮官を狙撃。狙撃後は槍を持ち突撃し、その隙に本隊を撤退させる捨て身の戦法
屈強な島津軍だからこそ通用した戦法と言える。

必殺技名:無傷
使い手:本多忠勝
徳川四天皇の一人。鹿角脇立兜蜻蛉切はあまりにも有名。五十七回もの合戦に参加し傷一つ負わなかったと伝えられる。
その武勇は数々の武将を唸らせ、信長には「花実兼備の勇士」と讃えられた。

必殺技名:赤備え
使い手飯富虎昌、山県昌景
赤備え」とは鎧兜をはじめ旗指物、馬具、陣羽織等のあらゆる武具を朱塗りに統一した部隊のことをいう。特に武勇に秀でた部隊が率いることで知られる。
武田家の飯富虎昌が最初に率いたとされ、武田の専売特許のような存在であったが、のちに井伊直正真田信繁(幸村)などの武将も赤備えを編成している。

必殺技名:城取り
使い手:竹中半兵衛
羽柴秀吉の軍師にして天才軍略家。
1567年に17人(16人という説も)の家来を連れて斎藤龍興稲葉山城の城取りに成功する。

必殺技名:剣聖
使い手:上泉信綱
長野家に仕えた天下一の剣豪にして新陰流の創始者。
北畠顕教、足利義輝、柳生石舟斎を育てた、「剣聖」の異名は伊達じゃあない。
剣聖の異名は他にも塚原卜伝、江戸時代の男谷精一郎などが有名。

必殺技名:乱戦
使い手:足利義輝
室町幕府第十三代将軍。
上泉信綱に教えを受け塚原卜伝に奥義の伝授を受けた剣豪将軍。松永久秀によるクーデターの際に何本もの秘蔵の太刀を畳に刺し刃こぼれしては新しい刀に替え襲いかかる刺客を次々と斬り殺したと言われる。しかし程無くして二条城は炎上。享年29歳。

必殺技名:三悪
使い手:松永久秀
松永久秀。別名「乱世の梟雄」。
主君殺し、将軍殺し、東大寺焼討」の三悪を達成した。

必殺技名:爆死
使い手:松永久秀
現代ではボンバーマンが有名。

必殺技名:一代滅亡
使い手:一条兼定
一代で土佐一条氏を滅ぼしてしまった、戦国時代「暗愚」の代名詞。その実態は勝者により必要以上に悪く書かれているため、全体像は見直す必要がありそうだ。

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必殺技名:戦国サッカー
使い手:今川氏真
一条兼定と並び暗愚な武将として人気が高い。
この人物は武将というより和歌・連歌・蹴鞠などの技芸に通じた文化人で、生まれた時代を間違えたのかもしれない。
そもそも相手が武田信玄と信長を後ろ盾にした徳川家康だったので相手も悪すぎた。あっさり降伏したのはもしかして正解?

必殺技名:味方殺し
使い手:伊達政宗
大阪夏の陣において味方の神保相茂隊約三百人を前にいたから邪魔だったという理由で全滅させた。
政宗曰く、「伊達の軍法には敵味方の区別はない!」とのコト。

必殺技名:三矢の訓え
使い手:毛利元就
子の毛利隆元吉川元春小早川隆景に一本では脆い矢も三本の束になれば頑丈になり容易く折れることは出来ない、と兄弟の結束を強く訴えかけたと言われる。しかし黒澤明監督の映画『』では三郎がポキッとやってたので折れることは折れるらしい。

必殺技名:蝮
使い手:斎藤道三
下克上の代名詞的存在。別名「蝮の道三」。
大河ドラマ「信長」の蝮の最期は泣けた。

必殺技名:巨人
使い手:斎藤義龍
親の斎藤道三を討ち取る。
身長は六尺五寸(約197cm)もある大男。

必殺技名:汁かけご飯
使い手:北条氏政
氏政が汁をご飯にかけたが、量が違ったので今一度かけたところ、お父さんの氏康さんが「毎日食べている飯の量も量れんとは、北条家も終わりだ」と嘆いたとされる。この逸話は、後北条氏の早雲・氏綱・氏康の三代に比べて氏政は……というようなイメージをより際立たせる。
しかし後世の創作説が濃厚。無能扱いされる人物にはよくあることである。

必殺技名:ストレート
使い手:豊臣秀吉
男色は武士の嗜みであった戦国時代、秀吉は女性一筋。
秀吉のもとに、長吉くんというとんでもない美少年な小姓としてついたところ、城中は「さすがの殿も手をつけるだろう」という話でもちきり。
しかし秀吉が長吉くんにこう耳打ちしました。
「おまえに姉か妹はおらんのか?」

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必殺技名:餅
使い手:公文重忠
土佐(現在の高知県)の豪族である。
勇猛果敢な侍で、数多くの戦功をあげたと伝わる。
コーエーの戦国シミュレーション・ゲームである『信長の野望』では「勇将であったが貧乏で正月の餅つきができなかったという」と紹介され、政治力が最低値でありよくネタにされてしまう。無情である。

必殺技名:愛妻家
使い手:細川忠興
明智光秀の三女である玉子さん(細川ガラシャ)の旦那である。
奥さんのことを深く愛しており、気持ちの篭った書状が多く現存していたり、お手製のかるたをプレゼントしたり、奥さんと目が合った庭師を斬り殺したという逸話が残る愛妻家の中の愛妻家、キング・オブ・愛妻家である。

必殺技名:キンカン頭
使い手:明智光秀
本能寺の変の首謀者にして愛妻家意中の籤が出るまでおみくじを引き続け、鉄砲の名手。そしてキンカン頭であったと言われる。
山崎の戦いで死んだとされるが、南光坊天海として生き延びたという異説が存在する。

必殺技名:ハゲネズミ
使い手:豊臣秀吉
秀吉のあだ名でよく知られているのは「さる」であるが、最も流用されていたのは「ハゲネズミ」。名付けの親は主君の織田信長くん。
「プッ、ハゲネズミハゲネズミ」と馬鹿にしていた「ハゲネズミ」が後の天下人となることは誰も知らない。

必殺技名:うんこ
使い手:徳川家康
三方ヶ原の戦い武田騎馬隊にボコボコにされ散々追いかけられまくったあげく、命からがら敗走していた途中で思わずうんこを漏らし、家臣の大久保忠世に見つけられ大笑いされたが「これはうんこではない! 焼き味噌じゃア!」と言い訳をした。









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